もし病院で椎間板ヘルニアと診断されたら…

2018/04/26

こんにちは。エクサカイロプラクティック院の杉本です。

 

さて、本日は当院にも来院される方が多い「椎間板ヘルニア」についてお話しします。

 

模型の赤く飛び出している部分が椎間板ヘルニア

 

わたしも高校生時代に部活動のハードワークによって腰をいため、椎間板ヘルニアとの診断を受けたことがあります。整形外科でレントゲンだけでなく、MRIを撮り、画像をみながら「ここの椎間板が飛び出しているよね」と先生から説明を受けました。

 

その後、腰のけん引治療や、腰痛体操の指導などありましたが、一向に良くなりませんでした。そこで整体や接骨院、はたまた気功(そうとはしらずにマッサージ感覚で行きました)など、いろいろと試しましたが高校の部活動現役中は、完全に良くなることはありませんでした。

 

カイロプラクティックは日本では保険が効かず、自費治療になります。なので、最初にカイロを選択して来院される方はまれかもしれませんね。いろいろと病院や治療院をまわって、それで最後に来られることのほうが多いかもしれません。

 

そのようになかなか病院で「椎間板ヘルニア」と診断されても、良くならないという方に向けてここから話を進めていきますね。

 

なぜ、病院で「椎間板ヘルニア」と診断され、治療を受けているにも関わらず良くならないのか

 

いくつかこの理由を挙げていきます。

 

1.そもそも椎間板ヘルニアが関係していない

 

◆レントゲンには椎間板は写らない

これはよくあることなのですが、椎間板は骨ではありません。背骨と背骨の間にあるクッションのような素材でできています。そのため、レントゲンには映りません。

 

レントゲンしか撮らずに、椎間板ヘルニアと診断された場合には要注意です。レントゲンには椎間板が写らず、確定できないからです。それでもなぜ、そのように診断されるかというと、背骨の骨と骨の間のスペースが狭くなっているという理由で、診断されるケースが多いようですね。

 

確かにその可能性はありますが、それだけではわからないのが実際のところです。

 

 

腰のレントゲン画像

 

◆腰の痛みしかない場合は要注意

また腰の痛みしかなく、お尻や太もも、ふくらはぎに、ビリビリといった神経痛がない場合には、これも椎間板ヘルニアが関係している可能性は低いです。なぜなら、椎間板ヘルニアが圧迫する神経は、腰ではなく、お尻から足の感覚を支配している神経だからです。

 

腰にしか痛みがない場合も、椎間板ヘルニアが関係している可能性は低いでしょう。

 

◆椎間板ヘルニア以外の問題で、坐骨神経痛が起こっている

椎間板ヘルニアは、坐骨神経を圧迫して痛みを起こします。(腰の場合)

この坐骨神経ですが、椎間板ヘルニア以外の理由で圧迫されることがあります。

代表的なものは、

・梨状筋症候群

・脊柱管狭窄症

です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

梨状筋症候群は、お尻の筋肉である梨状筋(りじょうきん)の緊張によって、坐骨神経が圧迫されるケースです。これは比較的よくみられる症状でもあります。椎間板ヘルニアよりも痛みの程度としては弱いかもしれません。ただ、長時間座っていて痛いとか、お尻をストレッチするように伸ばすと痛い、前かがみで痛い、などという場合には疑うといいでしょう。

 

脊柱管狭窄症は、50代以上の年配の方に多い症状です。背骨の中には神経が通る管がありますが、その管の中や、神経が通る穴の部分に骨の変形が起こり(骨棘)、それによって神経の圧迫が起こることがあります。

よくみられるのは、少し歩いているとだんだんと痛みが下肢に起こってくるというケースです。また休むと痛くなくなるので、痛んでは休み、痛んでは休みと繰り返してしか歩けないことがあります。

 

これらは椎間板ヘルニアとは起こるメカニズムも違いますので、また症状改善のアプローチも変える必要があります。

 

2.椎間板ヘルニアへの治療法が違う

では、確かに椎間板ヘルニアが痛みの主な要因である、でも病院の治療で良くならない場合はどうでしょうか?

 

一般的な病院での治療法は、

・痛み止めの薬

・腰痛体操、リハビリ

・ブロック注射(神経の根元への麻酔やステロイド注射)

・手術

になります。

 

薬というのは基本的に、痛みを感じる神経の感覚を鈍らせて、痛みを感じないようにするというものです。

これは、その場で痛みが落ち着くこともありますが、なぜ椎間板ヘルニアが起こったのかその根本原因にアプローチしているわけではありません。そのため人によっては薬が一時的に効いても、またすぐに戻ってしまいます。

また、椎間板の飛び出し方によっては、痛み止めが効かないということもあります。

 

基本的に手術というのは最終手段であることが多いです。ヘルニアの飛び出し方も大きく、痛みが強い、また薬も効かないとなると、手術することを勧められることがあります。

 

その手術をして飛び出している椎間板を体の外に取り出しても、痛みが改善しないことがあります。

なぜでしょうか?

 

医学的には、椎間板が飛び出して神経を圧迫することが痛みの原因と言われています。

しかし、カイロプラクティックの考えでは、椎間板が飛び出しているだけでなく、そこに体の歪みによって圧迫がさらに加わり、神経の圧迫が起こると考えられています。

 

椎間板が飛び出しているというのは、ひとつの要因に過ぎません。

もうひとつの要因である体の歪みを取らなければ、神経の圧迫は改善しないということです。

 

また、そもそも椎間板が飛び出す原因にも、体の歪みや生活習慣の悪習慣の蓄積が影響していることがほとんどです。根本から改善したいとお考えなら、痛みだけでなく、それが起こった原因、生活習慣を考えなければいけません。

 

そこまでしていくと、根本的な解決につながっていくのです。

 

今回は椎間板ヘルニアと診断され、病院で治療を受けてもよくならないケースに考えられることをいくつか挙げさせていただきました。

もちろん、病院は検査や診断を行ううえでとても有用だと思います。また病院でしかできない治療もありますが、それがすべてであるとはわたしは考えていません。

 

何か参考になれば幸いです。

 

エクサカイロプラクティック院

杉本

 


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ブログ著者

エクサカイロプクティック院

代表

杉本栄武(すぎもとえいぶ)

豪州立RMIT大学日本校卒業。WHO国際基準カイロプラクター。日本カイロプラクターズ協会・正会員。オリンピックやトライアスロン世界大会などで公式療法として認められた「アクティブリリーステクニック」(ART)正規プロバイダー。

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