整体・カイロの視点から選ぶベッドマットレス

2018/04/06

 

こんにちは。エクサカイロプラクティック院の杉本です。

 

当院に来院される方から「どういった寝方が体にとっていいんですか?」という質問をときどき聞かれます。また「どういったマットレスにしたら体にとっていいんでしょうか?」という質問もよく聞きます。

 

まず仰向け、横向き、うつ伏せとありますが、わたしは「どういった姿勢で寝るかよりも、寝返りをよくしているかどうかを気にかけるといいですね」と答えています。

またベッドマットレスも、寝返りのしやすいものという観点で選ぶようにお勧めしています。

 

今回はその理由と、またその観点でおススメのベッドマットレスについて取り上げてみました。

お勧めするマットレスですが、ここで宣伝してもわたしには一銭の得もありません。メーカーとの癒着もありませんので(笑)、わたしが自分で調べて、純粋におススメする商品と思っていただければと思います。

 

※以下の情報は個人的な考えも含まれますので、こちらの記事を参考にマットレスの購入を検討される方は、最後はご自分の判断と責任でお選びください。

 

 

 

寝返りのしやすさでマットレスを選ぶ理由

背骨には1日中、重力という負荷がかかっています。重力による負荷から背骨や椎間板は常に圧迫されていて、それが骨格の歪みの主な原因ともなります。

 

一方で横になって寝ている時間は、背骨が重力による圧迫から解放される貴重な時間です。また重力による負荷があまりない睡眠中に寝返りをうつことで、体が休まり、背骨が少しずつ正しい位置に戻るとも考えられています。これも人間の身体に備わっている自然治癒力のひとつと言えるでしょう。

 

このような理由で、わたしはベッドマットレスを選ぶときには、寝返りをしやすいかどうかを基準に選ぶことをお勧めしています。

 

 

マットレスを選ぶポイント

寝返りのしやすさでマットレスを選ぶということですが、

お勧めは、低反発の素材よりも高反発の素材です。

 

低反発の素材はショックを吸収するため、深く包み込まれている感覚はあるのですが、寝返りをしにくいものが多いからです。対して、高反発の素材は身体の動きに反発するので、それによりスムーズな寝返りを誘導してくれるものが多いです。

 

加えてその他にも大切なポイントがいくつかあります。

 

①体圧分散性②通気性③耐久性です。

 

④価格、これも重要ですよね。

 

①の体圧分散性とは、横になった体とマットレスにかかる圧を分散してくれるかどうかということです。体圧分散性が低いと、体の1ヶ所に圧がかたよって加わるので、そこが痛むなどの問題が起きやすくなります。また、寝返りもしにくくなります。

 

②の通気性は、マットレスと掛布団のあいだに熱がこもらないようにするために必要です。熱がこもると寝汗を必要以上にかくことになり、寝苦しさが増してしまいます。熟睡しづらくなるということですね。

 

③の耐久性は、製品自体の耐久性ということです。耐久性が低いとすぐに素材がヘタってしまい、最初は寝心地の良さを感じていても、すぐに腰が沈みこんでしまうようになってしまいます。

 

④の価格というのは、もちろん購入しやすいかどうかです。

 

これらすべての要素を満たす1番良いという商品は、残念ながら決めることができません。そもそもそういう商品はないかなと思います。結局はどこをより重視するか考えて、また実際に寝て体験しながら購入を決めなくてはならないでしょう。

 

 

 

高反発:ウレタン素材とエア系素材

高反発のものを選ぶとよいといいましたが、高反発系の素材にもいくつか種類があります。たとえばウレタン素材でできているものや、エア系素材とよばれるものです。

 

エア系素材とはポリエチレン系樹脂でできていて、釣り糸を絡めたような構造をしています。最も有名なエア系素材のマットレスといえば、浅田真央さんが広告にでているエアウィーブがそうですね。

 

出典:ライズTOKYO株式会社

 

個人的にはウレタン素材よりもエア系素材のほうが、優れている点が多いように思います。体圧分散性はもちろんとても高いですし、通気性も各段に高いです。

 

ウレタン素材のものは通気性があまりよくないため、厚みがあるとどうしても熱がこもってしまうからです。前述したように、熱がこもってしまうと寝汗を大量にかくので、寝苦しさも増してしまいます。

熱のこもりにくいタイプもあり、それは後述します。)

 

ただエア系素材にも欠点はあります。ポリエチレン系樹脂でできているため、熱に弱いのです。おそらくほとんどのエア系素材の商品で、電気毛布や湯たんぽのような熱をもったものは置いておけないはずです。

 

またやや寝心地が硬めという欠点もあります。

 

またエア系素材の代表格であるエアウィーブですが、安くても12万円以上、標準タイプのものとなると20万円をこえ、また30万、40万の製品もあります。やや高額の価格帯の商品だと思います。(こちらはベッドマットレスタイプの商品の価格です。)価格もややネックとなるところです。

 

最近ではアイリスオーヤマや、ライズというメーカーなどいくつかのところで、3万円前後の低価格帯のエア系素材も売られています。これらの商品は先ほどのエアウィーブのベッドマットレスに比べると厚みが少なく、5cmほどなのですが、気軽にお試しするというところではいいのかなとも思います。

 

でも「どうせなら厚みのあるしっかりとしたものがいい!」というのであれば、特にわたしがおススメするエア系素材のマットレスをご紹介します。

 

 

◆MAゴールドマン(株式会社ウィドゥ・スタイル:旧称,大塚家具製造販売会社)

 

出典:MAゴールドマン(株式会社ウィドウ・スタイル)

 

 

大塚家具というと、以前お家騒動でワイドショーをにぎわしたIDC大塚家具を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、この会社は全く別の会社です。どうやら大塚製薬系列の会社のようですね。

 

ここでは有名なエアウィーブとほぼ同じ素材であるエアループというエア系素材をを使って、いくつかのタイプのマットレスを作っています。(聞いたところによると、エアウィーブよりも、エアループのほうが歴史が長いようです。)

 

わたしはこのなかでMAゴールドマンというタイプのベッドマットレスをお勧めします。わかりやすいように、エアウィーブと比較しながら、その理由を説明します。

 

 

硬さ → 柔らかさ

エア系素材は寝心地がやや硬いという欠点があるといいましたが、MAゴールドマンという製品は、厚さ20㎝のエアループ・マットレスのうえに、厚さ8㎝のラバーフォーム(天然ゴム製の柔らかなマット)が敷かれているので、とても柔らかな寝心地をしています。エアループの体圧分散性や反発性に加えて、柔らかな寝心地も備えているんです。

 

また標準でついてくるカバーも豪華です。静電気を抑える効果のある銀繊維が織り込まれ、見た目も高級ホテルにあるベッドのような豪華な出来栄えをしています。

 

 

価格

エアウィーブは、浅田真央さんがCMに出ていて、広告にもかなりお金をかけていることが伺えます。そのためか、ベッドマットレスのなかでも上位商品を買うと30万円以上するようなものもあり、その価格がネックだったりするわけです。しかし、こちらのメーカーではほとんど広告を出していないようで、そのため価格も抑えられたものになっています。

 

MAゴールドマンの価格は、シングルサイズで税込118,800円ですが、同じ20㎝圧のエアウィーブですと21万円はしますし、MAゴールドマンのようなラバーフォームのクッションなどはついていません。

(※13万円ほどで21cm厚のエアウィーブのマットレスもありますが、20cm厚のエアループとは違いがありますので、ここでは比較対象にしませんでした。)

 

 

3ゾーン構造

またMAゴールドマンでは、腰やマットレスのふちは硬く、肩や足は柔らかくと、それぞれの体の部位に合わせて、マットレスの硬さを変えて作っています。


エアウィーブでは、同じような3ゾーン構造のものは布団の上に敷く薄いタイプのものではありますが、MAゴールドマンと同じ20cm厚以上のベッドマットレスでは、すべて均一の硬さのものしか現在はないようです。

 

こういったいくつかの点で考えても、厚みのあるエア系素材のマットレスではMAゴールドマンをわたしはおススメしています。

 

 

耐久性

気になる耐久性ですが、直接確認しても、メーカーは耐用年数など明らかにしていません。


販売店では、7年とか、10年とか、スタッフによって異なる説明をされるのですが、実際のところはどうなのかわかりません。


耐久性についてはこちらのメーカーに限らず、エアウィーブやそのほかのメーカーでも同じく明確にはしていないので、どこもはっきりしたことはわからないというのが現状です。

 

なお、こちらを購入した友人に聞くと、1年以上たってもヘタりのようなものは全く感じないそうです。個人差もあると思いますが、少なくともすぐにヘタってしまうということはないのかと思います。

 

※エアウィーブも耐久性を明らかにしていませんが、3年保証をつけてくれています。これはメリットです。万一この期間にへたりを感じたら、使用状況にもよりますので絶対とはいいきれませんが、高確率で無償で交換してくれるそうです。やはりメーカーの信頼性ということでは、群を抜いているように思います。

 

 

難点:体験場所がない

ただしMAゴールドマンにも難点があり、それは寝心地を体験できる店舗がほとんどないということです。

 

先日調べたところでは、関東でも「Room Decoかねたや家具・幕張新都心店」にしか体験できる場所がないそうです。また、MAゴールドマンには、ハードタイプとソフトタイプがあります。(価格は変わりません。)個人的には成人男性でもソフトタイプが良いように思いますが、かねたや幕張新都心店には、ハードタイプのみしか置いていません。ソフトタイプを体験するにはどうしたらいいのか、、、悩ましいところですね。

 

※ときどき開かれている、かねたやの家具メッセバザールというイベントでは、MAゴールドマンのソフトタイプが展示されていることもあるようです。

 

 

 

 

◆&free整圧マットレス(東京西川)

 

出典:&Free整圧マットレス

 

エア系素材ではないのですが、もうひとつお勧めのマットレスをご紹介します。

 

東京西川は古くからある寝具メーカーです。ご存知の方も多いと思います。以前から「ムアツふとん」というぼこぼことした点で身体を支えるマットレスを作ってきました。

 

これが最近ではパッケージを変えて、スタイリッシュな見た目の「Air」(エアー)という商品名で売られています。野球の大谷翔平選手や、サッカーのネイマール選手、三浦知良選手がイメージキャラクターになっていますね。

 

 

ウレタン素材…でも通気性を改善

以前これを体験してみたところ、腰の負担は本当に感じられず、一瞬寝てみた体圧分散性は最高だと思いました。しかし、ウレタン素材のため通気性がよいとはいえず、暑苦しかったのです。それでやはりウレタン素材はあまりお勧めできないなと思っていました。

 

ところが、別の機会に上位タイプの製品をまた試してみたところ、ウレタン素材にスリットを多くいれており、通気性がかなり改善されていました。これなら寝苦しさの点はほぼ改善されたように思いました。

 

 

耐久性も改善

またAirは耐久性に不安があるような作りや素材だったのですが、全く同じ凹凸のある形状で、Airよりも耐久性のある素材をつかった「&freeマットレスSA」という製品が新しくでてきました。こちらはアイススケートの羽生選手がイメージキャラクターを務めています。

 

さらに&freeマットレスにカーボン(炭)を練りこみ、耐久性をもうひとつあげた「&free 整圧マットレス」という製品もでてきました。

 

これらはでこぼこした形状により点で身体を支えるので、血流のめぐりを妨げない効果もあるそうです。

 

出典:&Free マットレスSA

 

 

※東京西川も耐久年数は他のメーカーと同じく、はっきりしたことはメーカーは教えてくれません。販売店のスタッフに確認すると、7年や10年などといってきますが、経験則だけで根拠はないように思います。これはもうベッドマットレスメーカーすべてにいえることですが、耐久性をもうすこし具体的に示してもらいたいですね。

 

 

「&free 整圧マットレス」を購入

これまでエア系素材をかなり推してきましたが、わたしは結局、東京西川の「&free 整圧マットレス」を自宅用に購入しました。

 

なぜ?といわれるかもしれませんが、

 

「&free 整圧マットレス」も「MAゴールドマン」も今までお伝えしてきたマットレスを選ぶポイントにおいて、それぞれ甲乙つけがたかったからという理由がひとつ。

 

もうひとつは、「MAゴールドマン」を購入した友人が先にいたんですね。それならばわたしも当院の顧客にいろいろと情報提供する立場ですので、マットレスの試験も兼ねて、うちは「&free 整圧マットレス」にしようと思ったからです。

 

「&free 整圧マットレス」は、レギュラーとハードという2種類の硬さがあり、それぞれ厚さ9㎝です。わたしはハードタイプを購入しました。ハードタイプのほうが耐久性も高かったからです。それを硬いボンネルコイルマットレスの上に敷いて寝ています。

 

価格はというと、

「&freeマットレスSA」は、シングルサイズのレギュラーでは税込97,000円、ハードでは税込108,000円です。

カーボンを練りこんだ「&free 整圧マットレス」は少しアップして、シングルサイズのレギュラーでは税込108,000円、ハードでは税込129,600円です。

 

こちらの「&free 整圧マットレス」は取り扱っている店舗、そうでない店舗があるようなので、購入を検討される方はご注意ください。

 

わたしは柏駅すぐ近くの「ピロースタンド柏モディ店」で購入しました。東京西川の製品は、価格の割引はあまりないようですが、こちらはマルイ系列のショッピングモール内だったので、「マルコとマルオ7日間」という10%オフ期間に購入しました。かなりお得と思います。

 

 

まとめと使用感

今回紹介したメーカー以外にも、いろいろな素材、製品があります。わたしの知らないものも当然あるかと思いますが、実際にメーカーに問い合わせたり、自分の足で集めた情報をもとに投稿してみました。

 

それぞれの製品ごとに、メリット・デメリットがありますので、いろいろな情報をもとにぜひ検討してみてください。

 

なお、わたしは「&Free 整圧マットレス」を使用して半年以上過ぎましたが、マットレス自体の馴染みといいますか、少し柔らかくなるのは感じます。しかし、ヘタりというのはなく、思っている以上に耐久性もあるのかなと思っています。

 

また、体の負担も軽くなり、寝ていて熟睡しやすい環境になったのは間違いないと感じています。

 

エクサカイロプラクティック院

杉本

 


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ブログ著者

エクサカイロプクティック院

代表

杉本栄武(すぎもとえいぶ)

豪州立RMIT大学日本校卒業。WHO国際基準カイロプラクター。日本カイロプラクターズ協会・正会員。オリンピックやトライアスロン世界大会などで公式療法として認められた「アクティブリリーステクニック」(ART)正規プロバイダー。

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