五十肩とは、正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれています。
主に中高年によくみられ、以下のような症状が特徴的です。
・肩に起こる広範囲の痛み
・肩が上がらない、ねじれないなどの動きの制限
・髪を洗う、髪をとかす、服の袖に手を通すなどの日常動作で痛む
・寝返りをうつと痛む
・夜寝ていて痛むことがある
五十肩は長期に渡って日常生活に困難を強いられるため、非常につらい症状なのですね。
なお五十肩(もしくは四十肩)の名前の由来については様々な説がありますが、
やはりこの世代に多くみられるということでそのように呼ばれているようです。
しかし、近年若い方でも同じような症状に悩まされる方が少しずつ増えています。
五十肩は肩の筋肉・靭帯・関節・腱などに炎症をきたし、放っておくと癒着を起こし、
肩が挙げられなくなるという状態のことを指しています。
しかしなぜそのような状態が起こるのか、根本的な原因は医学的にもいまだにはっきり
していません。
しかし臨床上よくみられることですが、五十肩になる方の多くは姿勢的な問題が影響しているようです。
特に肩が前方に丸まっており、背中が丸い猫背の方が多くみられます。
肩の構造をみると、肩関節は腕の重さを支えるためにいくつもの靭帯で支えられています。
しかし肩が前方に丸まっていると靭帯が緩み、腕の重みを支える力が弱くなり、筋肉への
負担が増えてしまいます。また背中が丸いと肩甲骨の動きも悪くなり、余計に肩関節への負担が増える結果となってしまいます。
このような理由から五十肩が起きる原因に、姿勢的要因が深く関係していると考えています。
五十肩の多くはそのまま放っておいても1年ほどで自然と治ります。しかしそうは言うものの、
いつ終わるともしれない強い痛みや日常生活での不自由さはつらいものがあるでしょう。誰でも出来るだけ早く良くなりたいと思うはずです。
一般的な病院などでの対処法を以下にご紹介します。
・理学療法(温熱療法)
・運動療法(肩の体操など)
・神経への麻酔
理学療法士や柔道整復師(整骨院)と協力して対処にあたる病院もあるようです。
カイロプラクティックでも肩関節の痛みを抑え、癒着を取り除くように関節・筋肉と調整を行います。しかし一般的な病院や接骨院などと違うことは、問題となる姿勢へのアプローチを重視するということです。
五十肩を起こした方の姿勢を観察すると、背中の背骨が丸まっている方が多く、肩甲骨の動きも
スムーズでない場合がよくみられます。このような場合背骨の調整をすることで、肩関節の動きも改善されていきます。
また頚椎(首の背骨)からは肩の筋肉への神経が出ており、頭の重心が前方にずれていると、
神経の圧迫を起こし、筋肉への負担が増えることがあります。このような場合も関節へのアプローチは有効です。
このようにアプローチしましても、関節の癒着を起こしてしまった五十肩にもなると施術を繰り返すごとに少しずつ動きが改善される場合が多くみられます。そのような状態になる前に、
早い時期に対応されることをお勧めします。
早期の現場復帰などお望みの場合には、エクサカイロプラクティック柏までご相談ください。